【誰にでもできる!】仕事をより楽しい事に変えて、つまらない毎日から脱却する方法
こんばんは!たかだんです。
突然ですが、社会人の皆さん毎日の仕事は楽しめていますか?学生の皆さんは学校楽しめていますか?
「社会人として働かなければいけないから」「学校行かなきゃいけないと言われているから」やっている。楽しいこともあるかもしれないが基本は退屈だ。つまらないけど我慢してやっている。辛いことだらけ、今すぐ辞めたい。そんな方も居るんじゃないかなあと思います。
今回は、仕事の毎日がつまらないという方に向けて「誰にでもできる、仕事を楽しむコツ」をお伝えしたいなと思います。
ちょっと脳科学っぽいお話になりますが、あくまで私個人の実体験によるものであり、何かの論文を参照したなどの科学的根拠は一切ありませんのでご了承ください。ただ、多くの方に当てはまる事ではないかと思い記事にしてみました。
楽しいって何だろう?
まず、楽しいって何でしょうか?これは何かの事象に対して、あなたの脳が反応していわゆる「脳内麻薬」が分泌された結果「楽しい」「幸せ」「気持ちいい」と感じるんですね。
勉強のやる気スイッチが入った時、仕事がうまくいった時、褒められた時、好きな異性と一緒にいる時、お気に入りのゲームを遊んでいる時…これに反応してドーパミン、アドレナリン、セロトニン、オキシトシンほか、様々な「脳内麻薬」が分泌された結果「楽しい」「幸せ」「気持ちいい」などと感じる仕組みになっています。
楽しい仕事って何だろう?
では、あなたにとっての楽しい仕事とは何でしょうか?
おっと、あなたの脳内麻薬が分泌される仕事とは何でしょうか?と聞いた方が正しいですね。
これは、私も正直言って「何の仕事なら楽しいか」についてはハッキリと答えられません。
だって、脳内麻薬がドバドバ分泌されるコトが楽しいのであって、どんな仕事をしたら脳内麻薬がドバーっと出るかなんて前もって分かりようがありません。そう、やってみない事には。
必ずしも職や地位が「楽しい」を確約するわけではない
「目指していた職種に就くことができた」「優良企業に就職した」「部長に昇進した」などの職や地位を得た瞬間は、脳内麻薬がドバーっと分泌されて「嬉しい」「楽しい」と感じることでしょう。
ただし、継続して楽しいと感じられるかについてはその後の取り組みと感じ方次第です。ある仕事に成功すれば楽しいかも知れないし、失敗したら落ち込むかも知れません。部長という職責からさらにやる気がアップするかも知れないし、職責のプレッシャーが大きすぎて仕事を楽しむ余裕がなくなるかも知れません。年収だってアップした瞬間は満足度が上がりますが割とすぐに慣れて”当たり前”になってしまいます。
このように職や地位を得ただけで「楽しい」が一生涯確約されているわけではありません。
良く「好きな事を仕事にしよう!」というフレーズがありますが、実際に好きな事を仕事にしてみた結果「あれ、何か違うかも。。。」ということは大いにあり得ます。逆に、好きではないと思っていた仕事が後天的に「いつのまにか楽しくなっていた!」ということも大いにあり得るのです。
では、絶対に「楽しいこと」って何だろう?
職や地位でないなら、何を求めれば楽しめるのでしょうか。
楽しむとは脳内麻薬がたくさん分泌されること。これを仕事のシーンに当てはめると経験上では次が該当します。
- 新たな学びがあった時
- 目標達成・成功した時
- 褒められた時(地位・金銭的なリターンも含む)
これらのうち「2.」「3.」に関しては、刺激としては強めですが、毎日・毎週のようにコンスタントに発生させる事が出来るとは限りませんし、自身の置かれている環境や能力によっても変動があるため、かなり長期間の「おあずけ」を食らってしまう可能性があります(苦笑)。
ただ「1.」に関して言えば、多くのケースで自発的チャレンジにより自在に発生させることが可能です。
そう、「学び」こそが仕事において確実に脳内麻薬を分泌させる手段です!
「学び」は気持ち良い
学びと聞くと「何か面倒くさそうだな」と感じる方が多いと思います。これは義務教育の副作用でもあると思いますが学びと聞くと「お勉強」を連想してしまいがちですよね。
「英語を3年以内にマスターするぞ!」という目標を立てて教材を買い込んだは良いものの、全くの手つかずのうちに終了という苦い経験をお持ちの方も多いのでは無いでしょうか(私もその1人…)。
ここで言う学びとは、必ずしも「お勉強」に限ったものではなく「自分が好奇心を持ったことにチャレンジし、その結果を得る」事です。
このブログをご覧になっている皆様は既に次の学びを完了されています。
- 日本語の習得
私もかれこれ39年ほど前になりましょうか。ほんの0歳児の頃から日本語というものに興味を持ち、好奇心旺盛にチャレンジした結果、3歳には絵本のストーリーを理解、5歳にはひらがなを習得、10歳までの間に多くの漢字をマスターし、世界的に見ても高難易度であると言われる日本語の習得に成功いたしました。
そう、これが当時の筆者です(笑)
もちろん義務教育の過程では「お勉強」としての取り組みもありましたが、日本語の基礎を理解する過程では、気に入った言葉をとにかく繰り返し発してみたり、「なんで?どうして?」と両親がギブアップするまでしつこく聞き返したりしていました。新しく見るもの触るものに何でも興味を持ち、脳内麻薬をドバドバ出しながら楽しく学んでいました。
なぜ仕事で「学べない」のか
私たちが知っている物事は世の中のほんの一部であり、未知・未経験の領域は無限に広がっています。
だから、普段の仕事においても周囲を見渡せば「自分が好奇心を持ったことにチャレンジし、その結果を得る」学びのチャンスはいくらでも見つかるはずです。
- そろそろ新しい仕事にチャレンジしたいな、上司にお願いしてみようかな
- 〇〇さん達との会話に混ざりたいな、声かけてみようかな
- 社内で勉強会を開催してみたいなあ、提案してみようかな
- YouTubeが流行っているのかあ、まずは個人でやってみようかな
でも、多くの場合で何もやらずに過ごしてしまっていませんか?
大人になって知識や経験が蓄積するほど、リスクを盾に好奇心を封印する「やらない理由づくり」の思考になってしまうんですね。
- 失敗が怖い
- 周囲のネガティブな反応が怖い
- 1歩踏み出すのが恥ずかしい
仕事における「学び」に大きなリスクなんてない
例えば、「毒蛇に噛まれたらどうなるだろう?よし、噛まれてみよう!」なんていうことにならないよう、恐怖やリスクを感じて、年齢相応のリスク回避をすることは当然だと思います。犯罪行為・迷惑行為について自重できるのも同じ理屈です。
しかし、仕事における「学び」には、あなたが感じるほどの大きなリスクは無いことが殆どです。
例えば、普段おとなしく挨拶をしない人が、ある日突然「おはようございます!」の挨拶と共に出社することについて、当人からしたらとても気恥ずかしく周囲の反応が気になるかもしれません。実際のところは当人が思うほど周囲は気にしないし、誰に迷惑がかかる行為でもありません。仕事仲間と円滑にコミュニケーションを取るきっかけづくりにもなるわけですから、リスクを感じて「やらずに過ごす」のはとても勿体ないことだなと思います。個人YouTubeチャンネル開設にしたって同じことです。
新しい仕事にチャレンジしたいなと思ったら、上司に「〇〇の仕事やってみたいのですが、どうでしょうか」と聞いてみれば良いのです。仮に「バカヤロウ、お前にはまだ早いよ!」というように無慈悲に突き返されたとしても、気にする必要はありません。「よし、今の仕事の成果を認めてもらってから再チャレンジしてみよう」「あ、この上司に相談するべきではなかったのかな。別のアプローチを考えよう」など、結果から何かしらの学びが得られるはずです。
自分の好奇心に正直に新しい1歩を踏み出した結果で学びがあり、そこで脳内麻薬の分泌が活発になって「楽しい!」ということになります。
逆に、これらの新たな1歩の踏み出しが無い人は、同じ作業の毎日を繰り返すことになり、これでは脳内麻薬が分泌される機会も無いですから「楽しくない」という事になってしまうのだと思います。どんなに高度な仕事であっても、本人がやり慣れてしまえば「退屈な作業」と感じてしまうかもしれません。何かしらの気づき・学び・成長を見出して変化のある毎日にすることが大切だと思います。
強敵「面倒くさい」の克服法
もう1つ、あなたを悩ませる強敵は「面倒くさい」でしょう。勉強してもっと仕事ができるようになれば、より楽しい毎日が過ごせることは容易に想像できる。でも「明日からで良いかな」で先延ばしを繰り返し、会社で指示された作業のみを繰り返す。結局は変わらない毎日。
私も日々の仕事スケジュールの合間にYouTube撮影やブログ投稿の時間を確保していますが「面倒くさい」は本当に難敵です。
これも人の性なのでしょうか。置かれている環境に慣れると、自ら変化しようという動きが弱まり、出来れば現状維持でという方向に引っ張られがちです(こんな怠惰な自分が、良く日本語やパソコン/スマホを習得できたな、と本当に感心します)。
「面倒くさい」の克服ついて有効だなという解決策は2点です。
- とりあえず始めてみる!「今日は5分だけ」「1ページだけ」「できなくても良いから試しにやってみるだけ」という風に絶対にできる範囲で着手してみます。そうやって始めてみると、頭や手を動かしたことで脳内麻薬が分泌されて楽しくなってきます。気が付いたら2時間以上も経過していたなんてこともあるでしょう。
- 脳内麻薬を分泌しておく!室内で2~3分で出来る簡単な筋トレ(スクワット、腹筋、ダンベルなど)をすると脳内麻薬が分泌されてやる気がアップし、とりあえず始めてみる行動に移りやすくなります。散歩やランニングなども効果はありますが運動自体がハードすぎると「ちょっと休憩」している間に脳内麻薬が落ち着いてしまうようなので小回りの利く室内での運動がおすすめです。
いざ、着手してみると早く達成したいという目標や好奇心も芽生えてきて、次の日からは苦も無く続きに着手できるようになってきます。
これは「ゲームを早く先に進めたい」とか、「早く漫画の続きを読みたい」などと同じ脳内状態に持っていくやり方です。実際に人気のあるゲームは、「程よい難易度のタスク」→「達成報酬」の塩梅が秀逸です。
現実の仕事では「程よい難易度の目標」とは言い難い課題もあるでしょう。現実課題や最終目標を安易に捻じ曲げることはお勧めしませんが、大きな目標を「自分にできる小さな目標に細分化」することで「今日の目標」のレベルを調整する、つまり「自分にとって丁度良い塩梅のゲーム化」してしまうのが着手しやすくするコツと言えるでしょう。
さいごに
いかがでしょうか。
日々の仕事の中で感じた好奇心を素直に受け入れてチャレンジしてみることで、仕事の楽しさがグーンとアップするかも知れません。まずは簡単な「ちょっとしたこと」から取り組んでみてはいかがでしょうか。
それでは、明日も良い一日をお過ごしください!